センソウ


戦争−
ナンテ嫌イダ
人ガ人ヲ平気デ殺スカラ
タクサンノ人ガ死ヌカラ
何ヨリ友情ヲモ無視シテ殺シアウ
愛情ヲモ信頼ヲモ無視シテ
人ガ人デナクナッテシマウ
せ・ん・そ・う −
負ノ感情シカ残サズ
全テノモノヲ奪ッテユク
コノ無意味ナモノヲ
なくしたい・・・


戦争ハ平和ヲ乱シ
戦争ハ戦争ヲ生ム
コノ地球上カラ戦争ヲ
戦争ヲ抹殺シヨウ
21世紀ニコノ「もの」ヲ
持チ込ムベキデハナカッタノダ
抹殺セヨ 抹殺セヨ
21世紀ニ戦争ハイラヌ
全テノ平和ノタメニ


―戦争がなくなったところで問題はない―
ソウダ、ソウダ
戦争デ消エタ金ヲ
環境ニ、人々ノタメニ使ウベキダッタ
ソノ労力ヲヨリヨイ発展ニ使ウベキダッタ


Mr. President,あなたは何を考える?
1人ぼっちのPresidentさん
もうやめにしませんか
あなたは何か学んだでしょう?


学ブ、学バナイハ今ハ関係ナイ
Presidentサン、アンタモ疲レテルンジャナイノカイ?


もうやめて!
戦争は人々を絶望においこむだけ!
家族を引きさくだけ!
つまらない意地をはらないで―


戦争ヲヤメロ
ダガ憎ムベキハ人デハナイ
戦争ヲ引キ起コシタ心ヲ憎メ
そして・・・


すべての心に平和の種を!

この詩はすごい思い入れがあります。2人の掛け合い、というあまりやったことがなかったことに挑戦したこともありますが、本当に戦争なんて!・・・と思っていた時です。
ちなみに、これを書いた当時は多分2002年です。アフガン戦争真っ只中。
本当に理不尽だな、と感じたのでそれを言葉にしてみました。(2012.3)


この詩は、今でも心に響くものがあると思います。掛け合いをあまりやらないのにやってみた、というのもあるのですが、それ以上にカタカナの言葉の力を感じます。
無機質なカタカナが発している言葉の重さ、とでもいえばいいのでしょうか。これは、この時だったから書けたのだな、と思う詩でもあります。
その時々で書ける詩を、大切にしていきたいです。(2013.4)