強さと弱さ


自身を粉々に砕かれたとき
あなたならどうするだろう


自分の信じていたものを否定されたとき
あなたはどんな気がするだろう


揺らぐまいと思っていたものが
音を立ててくずれる時
人は
根本からくずれ落ちる


どん底まで知っている人は
とても強い
1度も落ちたことのない人は
とても弱い


立ち直るのが早い人ほど強く
いつまでも言い続けている人ほど弱い


涙を見せる人は素直だけど弱く
涙を見せない人は頑固だけど強い


けど
あなたはあなたらしく
私は私らしく
自分らしさを保つ人が
1番強いのかもしれない

これを読み返しながら、中学の時に読んでいた漫画のあるワンシーンが出てきたのですが、全く無関係で書いたのだと思います(苦笑)
おそらく、学校か何かの自分を顧みながら、「強くありたい」とただひたすらに願っていた頃の詩だと思います。今はまた別の考え方をしている気もしますが、こういう自分も居たんだな、と思い返しますね。(2014.1)